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電子産業部門、外国投資家を魅了

(VOVWORLD) - 19日、ウエブサイト「entrepreneur.com」(アントゥレプレニュウ)は、ベトナムにおける電子産業部門の発展に関する原稿を掲載し、その中で、ベトナムが新型コロナウイルス感染症のマイナス影響を受けたものの、外国投資家にとって魅力的な目的地であると認定しました。
この原稿によりますと、ベトナムは、世界の電子製品輸出上位国の中で12位に立っています。ベトナムの電子製品の輸出額は2015年の473億米ドルから2019年には969億米ドルに上り、年平均120億米ドル増加しています。ベトナムの電子産業部門は携帯電話、テレビ、カメラ、電気設備、電子回路など様々な製品を生産していると伝えています。
さらに、ベトナムでの投資のメリットに触れました。それらは、RCEP=地域的な包括的経済連携協定は、関税の引き下げとベトナム経済の促進、外国人投資家の誘致に役立つということです。また、ベトナムと欧州連合との自由貿易協定の発効により、殆どの関税、規制、障壁が徐々に削減され、双方にビジネス・チャンスが作り出されるとしています。

そして、ベトナムで発生した新型コロナの第4波により、サプライチェーンが寸断され、多くの企業が閉業を余儀なくされました。疫病がベトナム経済にマイナス影響を及んでいるものの、多くの外国人投資家は、電子生産工場を建設するため、ベトナムをベスト・デスティネーションに選んでいるということです。

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