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豪の学者、ベトナムの将来に対する第13回党大会の意義を評価

(VOVWORLD) - 先ごろ、オーストラリアのニューサウスウェールズ大学のカール・サイヤー教授はコメントを出し、ベトナムの今後の発展事業に対する第13回ベトナム党全国代表大会の意義を高く評価しています。

サイヤー教授によりますと、2020年10月、ベトナム共産党は第13回大会に上程される政治報告案や、今後5年間の経済・社会発展計画案を発表し、その中で、「ベトナムは経済改革と汚職対策を進めていく」と確認しています。
また、ベトナムは世界経済への参入事業を促進し、CPTPP=環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定や、RCEP=東アジア地域包括的経済連携、EU=欧州連合や、ユーラシア経済連合などとのFTA=自由貿易協定を履行しています。さらに、ベトナムはロシアや、インド、中国、アメリカ、日本など各大国との関係の均衡を確保するように取り組んでいるとしています。

サイヤー教授はベトナムが2回にわたり、国連安全保障理事会非常任理事国に選出されたことを強調し、「第13回党大会に選出されるベトナムの新指導部は国際社会におけるベトナムの地位向上に貢献するであろう」と予測しています。

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