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観光地を訪れた観光客が急増

(VOVWORLD) -ベトナムの伝統的旧正月テトの元日から4日まで、全国各地にある観光地を訪れた観光客が急増しました。これは新型コロナウイルス感染症により深刻な影響を受けている観光部門の回復の兆しとされています。
北部山岳地帯ソンラ省モクチャウ県はテトの連休に観光客およそ6千人を迎えました。特に、旧暦1月4日、モクチャウ県を訪れる観光客は4千人にのぼりました。
一方、北部山岳地帯ラオカイ省の有名な観光地サパを訪れた観光客も増加しました。サパ町人民委員会の統計によりますと、元日から3日まで、延べ2万5千人がサパ観光地に足を運びました。

また、テト休暇に、数多くの観光客は中部クアンナム省のホイアン旧市街を訪れました。元日と2日の両日、ホイアン市を訪れた観光客が延べ5千人に、特に旧暦1月3日と4日、それぞれ一日1万人にのぼりました。

ホイアン旧市街の市民の一人グエン・テイ・チャウさんは「ホイアン旧市街を訪れる観光客が増えていることを嬉しく思う」と明らかにし、次のように語りました。

(テープ)

「今年のテトに多くの観光客がホイアン市を訪れ、嬉しいです。この数日、ホイアン市が賑やかになっています。今後、ホイアン市がいつも楽しくて、穏やかである町になることを望んでいます。」

現在、ホイアン町を始め、クアンナム省は国内観光客を迎えるだけでなく、今年3月末に開幕する国家観光年2022の準備を進めています。

クアンナム省文化スポーツ観光局のグエン・タイン・ホン局長は次のように語りました。

(テープ)

「国家観光年2022にはクアンナム省の春の見学、農業体験ツアー、各少数民族の伝統的文化の体験、ホーチミンルートの体験などの主なイベントがあります。現時点で、クアンナム省は国家観光年2022の準備を完了しました。」

一方、テトの連休に中部沿海地帯カインホア省を訪れた国内外の観光客が増加しました。毎日、国内線の30便がカムライン国際空港に着陸しました。その他、多くの観光客は鉄道、陸路などでカインホア省を訪れました。カインホア省は国内観光客だけでなく、ワクチン接種証明書を持つ外国人観光客を迎えるための準備を整えています。

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