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英学者、ホーチミン主席の人種差別反対に関わる著作を評価

ホーチミン主席はアジア人と黒人共同体に対し、人種差別に反対する闘争で、支援しあうよう訴えました。これは、ノッティンガム大学の政治学者ジョエ・パテマン氏が出したコメントです。
英学者、ホーチミン主席の人種差別反対に関わる著作を評価  - ảnh 1(写真:TTXVN)

「2本の足を持つ輸送手段」という記事において、ホーチミン主席は、「黒人の命は意味がない」と指摘しましたが、これは、アフリカ系アメリカ人に対する警察の残虐行為をきっかけにアメリカで始まった人種差別抗議運動、いわゆるBLM(Black Lives Matter、ブラック・ライブズ・マター)運動に関する予言・予測です。

ホーチミン主席はアジア人と黒人共同体に対し、人種差別に反対する闘争で、支援しあうよう訴えました。これは、ノッティンガム大学の政治学者ジョエ・パテマン氏が「ホーチミン:黒人と人種差別に関する選集」というグエン・ダイ・チャン教授が編集した本を読んだあと出したコメントです。

パテマン氏は、カナダのトロントに本部を置くヨーク大学が2月19日にオンライン方式で開催した人種差別の反対に関わるホーチミン主席の著作に関するシンポジウムの報告者の1人です。

シンポジウムで、パテマン氏は、「ホーチミン主席は黒人と彼らの闘争に関心を寄せ、黒人共同体に直面している問題を指摘したほか、黒人の自由と平等な権利のための闘争を支持していた」と強調しました。

このシンポジウムに参加した西側諸国の多くの学者もパテマン氏の分析に賛同し、「ホーチミン主席の著作を通じて、人種差別と人種主義に関する理解を深めるようになった」と述べました。また、「これらの著作は、黒人共同体の解放事業に対するホーチミン主席の情熱を示す」としています。  

ソース:VOV


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