ニュース 米朝会談 専門家「協議継続を」 02/03/2019 (NHK)1日の米朝首脳会談で非核化をめぐる意見の隔たりで合意に至らなかったことについて長崎大学核兵器廃絶研究センターの専門家は「両国が再び緊張関係に戻らないよう協議を続けていくことが必要であり、今後、よい方向に協議を進展させるために政府だけに頼るのではなく市民社会や被爆地からも発信していくことが必要だ」と指摘しました。 主主義人民共和国のキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長の2回目の首脳会談は、非核化の進め方をめぐる両者の隔たりが浮き彫りになり、合意に至りませんでした。 今回の会談について、長崎大学核兵器廃絶研究センターの吉田文彦副センター長は「非核化に向けて具体的な肉づけがされると期待されていたので、合意に至らなかったことは残念だ」と述べました。 そして、非核化に向けた今後の見通しについては「両国が以前のような緊張関係に戻らないようにするため、韓国が仲介役となって交渉の立て直しをはかり、協議を継続していくことが必要だ」と指摘しました。 そのうえで、「今回の会談で、非核化に向けた両国の協議は山あり谷ありのプロセスがあり、時間も必要となることが分かったと思うので、悪い状況からよい方向に転換させるために、政府だけに頼るのではなく市民社会、そして被爆地からもアイデアを出して発信していくことが大事だ」と述べました。 ソース:VOV
ニュース 米朝会談 専門家「協議継続を」 02/03/2019 (NHK)1日の米朝首脳会談で非核化をめぐる意見の隔たりで合意に至らなかったことについて長崎大学核兵器廃絶研究センターの専門家は「両国が再び緊張関係に戻らないよう協議を続けていくことが必要であり、今後、よい方向に協議を進展させるために政府だけに頼るのではなく市民社会や被爆地からも発信していくことが必要だ」と指摘しました。 主主義人民共和国のキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長の2回目の首脳会談は、非核化の進め方をめぐる両者の隔たりが浮き彫りになり、合意に至りませんでした。 今回の会談について、長崎大学核兵器廃絶研究センターの吉田文彦副センター長は「非核化に向けて具体的な肉づけがされると期待されていたので、合意に至らなかったことは残念だ」と述べました。 そして、非核化に向けた今後の見通しについては「両国が以前のような緊張関係に戻らないようにするため、韓国が仲介役となって交渉の立て直しをはかり、協議を継続していくことが必要だ」と指摘しました。 そのうえで、「今回の会談で、非核化に向けた両国の協議は山あり谷ありのプロセスがあり、時間も必要となることが分かったと思うので、悪い状況からよい方向に転換させるために、政府だけに頼るのではなく市民社会、そして被爆地からもアイデアを出して発信していくことが大事だ」と述べました。 ソース:VOV
(NHK)1日の米朝首脳会談で非核化をめぐる意見の隔たりで合意に至らなかったことについて長崎大学核兵器廃絶研究センターの専門家は「両国が再び緊張関係に戻らないよう協議を続けていくことが必要であり、今後、よい方向に協議を進展させるために政府だけに頼るのではなく市民社会や被爆地からも発信していくことが必要だ」と指摘しました。 主主義人民共和国のキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長の2回目の首脳会談は、非核化の進め方をめぐる両者の隔たりが浮き彫りになり、合意に至りませんでした。 今回の会談について、長崎大学核兵器廃絶研究センターの吉田文彦副センター長は「非核化に向けて具体的な肉づけがされると期待されていたので、合意に至らなかったことは残念だ」と述べました。 そして、非核化に向けた今後の見通しについては「両国が以前のような緊張関係に戻らないようにするため、韓国が仲介役となって交渉の立て直しをはかり、協議を継続していくことが必要だ」と指摘しました。 そのうえで、「今回の会談で、非核化に向けた両国の協議は山あり谷ありのプロセスがあり、時間も必要となることが分かったと思うので、悪い状況からよい方向に転換させるために、政府だけに頼るのではなく市民社会、そして被爆地からもアイデアを出して発信していくことが大事だ」と述べました。 ソース:VOV