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第13回党大会 閉幕

(VOVWORLD) - 1日午前、ハノイで、ベトナム共産党の第13回全国代表大会が7日間の議事日程を終えて閉幕しました。

閉会式で、大会書記委員会は、大会で採択された内容を総括し、その中で、国の発展に関する目標を取り上げました。具体的には、2025年をめどに、工業が近代的方向に進む中所得国に、2030年をめどに、近代的な工業をもつ高中所得国に、2045年をめどに先進国になるという目標が打ち出されました。また、2021年から2025年までの期間の年平均成長率は6.5%~7%に達するという目標も掲げられているとしています。
閉会式で、大会で選出された第13期党中央執行委員会の200人の委員を正式に紹介する式も行われました。その後、第13期党中央執行委員会のグエン・フ・チョン書記長は演説を行い、次のように語りました。

「第13期党中央執行委員会は大会、そして、全党・全国民・全軍に対し、全ての困難を乗り越えて、委託された任務を立派に果たすために、思想の面でも行動の面でも団結し合い、全力を尽くしてゆくことを誓います。また、自らの能力と革命的本領を高めるため、絶え間なく自分を鍛え、第13回党大会の決議を実現させる決意です。大会に提出された報告が明らかにしたように、チャンスとともに、多くの困難と試練があります。そのため、私たちは、絶対に自己満足して怠ることなく、全党・全国民・全軍に委託されたすべての任務の実施に全力を尽くしてゆきます。生前、ホーチミン主席が「ベトナムが大国と肩を並べられるようになる」ということを望んでいましたが、そういうことが現実になるはずです。」

閉会式で、第13回党大会の決議が採択されました。この決議は、ベトナム共産党の指導の下、全民族の総合的な力を発揮し、「豊かな国民、強固な国、民主的で公正な文明社会」のベトナムを築くという方針を明らかにしました。

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