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第26回東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議:団結の強化、ASEAN統合

マレーシアで26日、27日に「我が国民、我が共同体、我がビジョン」と題された第26回東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議が開かれた。ベトナムのズン首相は同会議で、多くの意見、特にASEANの目標である団結の強化、ASEAN統合の問題を発表した。

同会議の開幕式で写真記念を撮るベトナムのグエン・タン・ズン首相と各加盟国の代表団の団長。
撮影:ドゥック・タム-ベトナム通信社

ズン首相はASEAN経済共同体が2015年末に発足のことはASEANの歴史的な節目であり、この50年間のASEANの加盟国の努力の結果であると確認した。

ズン首相もASEANは大部分の仕事を完成させたが、目標達成に近づくため、ASEANの加盟国が責任を果たし、ASEANの目標のため団結、ASEAN統合を強化すべきだと述べた。

また、ズン首相はベトナムがASEAN共同体を設立させる中、多くの成果を収め、ASEANの公約を実施するため、国内の規定を変更した。

ズン首相は2015年後のASEANのビジョンの設立の重要性を確認し、ビジョンの戦略的な方針を作り出した。

以上のビジョンはASEANの規則を守り、2009年~2015年の成果を発揮し、連結をより強化させ、ASEANの団結と統合を強化する方法を作り出し、地域の平和、安全を維持するため、ASEANの役割を果たすことである。

グエン・タン・ズン首相は対外関係を促進することは必要であり、アセアン協会の中心的な役割を強化させ、経済、安全に関する問題を克服するために対話と協力を促進することを強調した。


第26回ASEAN首脳会議に出席するグエン・タン・ズン首相。
撮影:ドゥック・タム-ベトナム通信社



第26回ASEAN首脳会議の模様。
撮影:ドゥック・タム-ベトナム通信社

第26回ASEAN首脳会議においては、グエン・タン・ズン首相はマレーシアは第26回ASEAN首脳会議の開幕式で、2015年の東南アジア諸国連合(アセアン)の新しい議長国としての、マレーシア首相のスピーチを歓迎した。同時に、ズン首相は東海の残された問題について、意見交換をし、1982年国連海洋法条約(UNCLOS)を含む国際法律に基づいて、東海紛争問題を平和的方法で解決し、関連した国家は平和的方法を実行し、武力を使用しないことが必要である。COCは最も効果的な方法で重要な役割であることを強調した。

以前、同会議の開幕式でスピーチをしたとき、アブドゥル・ラザクマレーシア首相によると、他の諸国との協力関係を促進するとき、アセアンは紛争問題を平和的方法で、解決することが必要である。

マレーシア首相によると、近年の東海における状況は不安低で、国際貿易の重要な海路に影響を与えた。東海における状況は注目を引いた。アセアンは積極的で、建設的精神で、この状況を解決することは必要である。

マレーシア首相は国際法を尊重し、1982年国連海洋法条約(UNCLOS)が東海における活動への干渉基礎であることを強調した。

2015年の東南アジア諸国連合(アセアン)の新しい議長国とするマレーシアはアセアンが海上行動規範(COC)の法案において、良い結果を達成することを希望する。
 
ナジブ・トゥン・アブドゥル・ラザク(Najib Tun Abdul Razak)マレーシア首相と会見するグエン・タン・ズン首相。
撮影:ドゥック・タム-ベトナム通信社



ベニグノ・アキノフィリッピン大統領と会見するグエン・タン・ズン首相。
撮影:ドゥック・タム-ベトナム通信社



チャンオチャ タイ首相と会見するグエン・タン・ズン首相。
撮影:ドゥック・タム-ベトナム通信社

文、写真:ベトナム通信社・ベトナムフォトジャーナル

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