5日、第15期ベトナム国会の第9回会議が、ハノイで開幕しました。今回の会議は6月30日まで、行われ、これまでの第15期国会の中で最も長い会期となり、国の重要な課題が多数審議される予定です。
今国会では、第13期党中央委員会第11回総会の決議の実施に関する重要な内容が議論されるとともに、新たな時代への歩みを進めるため、組織・機構の再編や経済社会発展に関する適切な政策が決定されます。
会期中、国会は憲法・立法に関する54の議題、経済社会、国家予算、監視活動などに関する14の議題を審議・決定する予定です。
また、憲法および立法に関しては、2013年憲法の一部改正に加え、34件の法律案と11件の決議案が審議・可決される見通しです。国会法務委員会のグエン・ティ・フオン・トゥイ副委員長は、次のように語りました。
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「今後、関連機関から新たな法案が提出され、本会議の議事日程に追加される可能性もあります。今回の国会会議は極めて歴史的な意義を持ち、これまでにない最大規模の立法作業が行われることになります」
第9回会議のもう一つの重要な議題として、第15期国会および2021年〜2026年期の各レベルの人民評議会の任期短縮の可否が審議されます。また、2026年〜2031年期の第16期国会議員および各レベルの人民評議会議員の選挙日も決定される予定です。
(VOVWORLD)