１９４５年の建国以来、ベトナム社会主義の法の支配は、すべての人に宗教・信仰の自由権を保障する政策を一貫して実施し、国家統一体の構築に重要な貢献をし、祖国の建設と防衛において全国民の力を発揮しています。

宗教・信仰の自由権は２０１３年憲法第２４条第１項および第２項に規定されており、具体的には次のとおりです。「１.誰もが宗教・信仰に関する自由権を持つ。各宗教は法の下の平等である。２.国家は国民の宗教・信仰の自由権を尊重し、保護する」

2022年4月7日の朝、南部クメール同胞の伝統的な正月チョール・チュナム・トメイにカントー市の上座部仏教研究所を訪問し、お土産を贈呈するグエン・スアン・フック主席。写真：トン・ニャット– VNA

その精神で、私たちの国は一貫してすべての国民が宗教・信仰の自由権を行使するための好ましい条件を尊重し、実施するという方針を遵守し、信仰の自由権を最も確実にするよう努めています。

 

国家機関の多大な努力により、宗教がその原則に従って運営されることを確実にするために、２０１６年１１月１８日の第１４期国会において宗教・信仰の自由に関する法律を採択しました。その後、政府は宗教・信仰に関する法律を実施するための多数の条項と措置を詳述した政令162号/2017/ND-CPに署名して公布しました。さらに、各宗教高官の教育と訓練、宗教的礼拝施設の建設と修理、慈善活動、社会的扶助なども規定され、宗教に関連する分野の他の法律、例えば民事法、土地法、遺産法、教育法なども改正されています。

 

上記の法的枠組みにより、ベトナムにおける宗教・信仰の自由は実際にますます保証されています。ベトナムの人口の９５％が宗教的および宗教的な生活を送っていると推定されています。ベトナム政府によって承認された４３の組織を持つ１６の宗教があり、各宗教の信者数は２６５０万人以上で国の人口の２８％を占め、数万の信仰と崇拝の施設があります。

 

さらに、国は宗教団体が国際的に交流し協力するための好ましい条件を整えて奨励しています。ベトナムはまた、宗教団体の国際関係活動を拡大するために好ましい条件を作り出すことに関心を持っています。毎年、国内の何百もの宗教団体や個人の代表団が海外の宗教活動に参加し、また多くの外国の高官が宗教活動のためにベトナムを訪問しています。

タイ・ニン聖座でのカオダイ教信者の儀式。写真：VNP

宗教・信仰の自由の結果、ベトナムは米国、EU、オーストラリア、ノルウェーとの二国間および多国間フォーラム、ワーキングセッション、定期的な人権対話チャンネルを通じて、関心のある国や組織に積極的に情報を提供してきました。

宗教・信仰の自由におけるすべての人の権利を確保することに加えて、私たちベトナム政府はまた、社会の他の個人や組織の利益に影響を与える権利の濫用行為に断固として戦います。

ビン・トゥアン省のチャム・パ・ニ族の慣習、民間信仰で、先祖や氏族、そして地域のすべての人々のスピリチュアリティを偲び、感謝するために行われる墓参り。写真：グエン・タイン– VNA

法の支配を確保し、社会における組織や個人の権利と利益を保護するためにベトナム政府は法に違反する者の起訴と裁判を開始しました。

宗教活動はどの国でも法律に従って規定および運営されています。ベトナムは、ベトナムの信仰と宗教の自由問題を含む信仰と宗教などの人権問題に関心のある国や組織に常に好意的に情報提供や情報交換を行い、さらに自国における信仰と宗教の自由の権利を確保するための努力と前向きな変化を直接視察してもらうためにベトナムは各国際機関を招待しています。

文：フォン・トゥー

写真：VNP、ベトナム通信社

デザイナー：チャン・ニュン