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産業革命における企業の精神に関するASEAN4.0シンポジウム

21日、ハノイで、産業革命における企業の精神に関するASEAN4.0というシンポジウムが開かれました。

このシンポジウムが来る9月11日から13日にかけてハノイで開催される予定の「ASEAN世界経済フォーラム2018」に向けた活動の一環です。シンポジウムには外務省、在ベトナム世界各国の大使館の大使、国際諸組織、中央の各部門や機関、企業の代表多数が参加しました。

シンポジウムで、代表らは「ASEANは第4次産業革命に多くのチャンスに恵まれる。総人口6億3千万人を擁するASEANは世界で6番目の経済圏、その内の2億6千万人が常にインターネットに接続している。2015年に、東南アジア地域のインターネット経済は2千億ドルに達し、地域のGDPのおよそ6%を占めている。これはベトナムを含め、東南アジア地域における新型経営モデルの発展に有利な条件を作り出すとの見解で一致しました。

また、代表らは「ベトナムは第4次産業革命に多くのメリットがある。総人口9300万人のうちの55%がインターネットを利用しているベトナムは2020年をめどに、デジタルコンテンツとソフトウエア加工サービス提供で世界トップ10入りすることを目指している」としています。

シンポジウムで、ベトナム外務省のブイ・タイン・ソン次官は次のように語りました。

「ベトナムは経済成長の質的向上と第4次産業革命がもたらすチャンスの活用を基礎に、持続可能な成長の実現に取り組んでいます。ベトナムは体制の改革、教育の強化の他、企業の活動へ便宜を図り、スタートアップ精神とインベンションを奨励するため、決意を固めています」
ソース:VOV

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