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漁民の合法的な権利と利益の確保

(VOVWORLD) -外務省の指導を実施して、上記の情報を受けた直後、マレーシア駐在ベトナム大使館はマレーシアの当局と連絡して、事件の真相を究明しています。

17日、ベトナム外務省のレ・ティ・トゥ・ハン報道官は「先頃、マレーシアの沿岸警備隊の巡視船がベトナム東部海域、いわゆる、南シナ海で、ベトナム漁船を銃撃し、ベトナム人の漁師1人が死亡した」事件に関する外国のマスメディアが伝えている情報に関するベトナムの反応について、次のように語りました。

外務省の指導を実施して、上記の情報を受けた直後、マレーシア駐在ベトナム大使館はマレーシア当局と連絡して、事件の真相を究明しています。マレーシアの情報筋によりますと、16日、マレーシア北東部クランタン州トクバリから約80カイリ離れた海域で、マレーシア海上法令執行庁の巡視船とベトナム漁船2隻との衝突が発生し、ベトナム人一人が死亡しました。現在、ベトナム漁船2隻とベトナム漁民がマレーシア領海で不法に漁獲したとして、マレーシアの当局により拘束されています。

外務省領事局はハノイ駐在マレーシア大使館と連絡して、この重大な事件に深い憂慮を示すと共に、マレーシアに対し、この事件の真相を究明、調査し、ベトナム漁民を死亡させたマレーシア海上法令執行庁の職員を厳格に取り締まり、ベトナム漁民を人道的に対応するよう要求しました。また、外務省はマレーシア駐在ベトナム大使館に対し、マレーシアの当局者にこの事件に関する具体的な情報を提供した上で、拘束されている漁民をお見舞いすると共に、死亡した漁民に対する市民保護措置を実施するよう要請しました。

ハン報道官はこのように語りました。

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