ニュース

武力紛争時の環境保護の討論会

(VOVWORLD) -26日、国連に駐在するベトナム、ナイジェリア、コスタリカ、ベルギー、スイスの代表団、及び、国連環境計画などは、武力紛争時の環境保護に関する討論会をオンライン形式で開催しました。
開幕演説に立ったベトナムのダン・ディン・クイ国連大使は、「環境保護は、国際共同体の責任である。武装紛争が起これば、自然環境は破壊され、人々の生活と健康に消極的な影響をもたらす」と強調しました。また、自然環境の克服は、人々の生活の早期回復、平和の持続可能な構築に貢献するとしました。
クイ大使はさらに、「枯葉剤は、ベトナムにおける人々と環境に深刻な被害をもたらした。今なお、300万人のベトナム人が枯葉剤被害者であり、数十ヘクタールの土地がダイオキシンで汚染している。枯葉剤後遺症の克服には、多くのリソースと時間が必要とされる。ベトナムは、枯葉剤汚染の除去、枯葉剤被害者に対する国連や国際共同体の支援に感謝する」と述べました。

top