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格付け大手 ベトナムの国家信用格付け見通しを評価

現在、世界の三大格付け機関はベトナムの長期的な展望を評価しています。
先ごろ、マレーシアの英字紙「ザ・スター」は、「2030年までの国家信用格付け引き上げ」をテーマにしたベトナムの計画に関する記事を掲載し、ベトナムは2030年までに、国家信用格付けを、少なくともムーディーズのBaa3、あるいはS&PとフィッチのBBB-(トリプルBマイナス)にするという目標を掲げていると報じしました。ベトナムはこの目標を実現させるために、公的債務などの財政面で効果的な政策を講じて強固な財政基盤を確立するとしています。

同記事によりますと、現在、世界の三大格付け機関はベトナムの長期的な展望を評価しています。英国の格付会社フィッチレーティングスは、ベトナムの長期外貨建て預金格付けを「BB」、先行き見通しを示すアウトルックを「ポジティブ(上向き方向)」にいずれも据え置きました。フィッチは、ベトナム経済は新型コロナやウクライナ情勢から影響を受けているにもかかわらず、2022年と2023年にそれぞれ6.1%と6.3%に達すると予測しています。

一方、米格付け大手のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)はこのほど、国別の信用格付を発表しました。それによりますと、ベトナムの展望は前回の「安定」から「ポジティブ」に格上げとなりました。

ソース:VOV


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