7日、ホーチミン市で8月10日の「ベトナムの枯葉剤被害者の日」62周年にあたり行われた集いで、同市の枯葉剤被害者協会の代表は「このイベントは毎年行われ、社会コミュニティに枯葉剤・ダイオキシンによる後遺症や有害化学物質による被害克服への理解を深めるとともに、国内外の個人、組織に枯葉剤被害者の生活水準の改善を支援するため、宣伝活動への貢献を働きかけることが狙いである」と強調しました。同協会の会長であるチャン・ゴック・ト少将は次のように語りました。

（テープ）

「枯葉剤被害者の日62周年を記念する活動は例年より豊かとなります。また、これらの活動の目的はアメリカ側にベトナム戦争中、引き起こした被害を賠償する責任を負うよう求め、枯葉剤被害者の権利を保護することにあります」

この機にベトナム枯葉剤被害者協会中央委員会は国立情報ポータルサイト1409を通じての募金のためのメッセージ送信運動を開始したほか、枯葉剤被害者20人に預金通帳を贈り、生活に困窮している枯葉剤被害者の子どもに奨学金を支給しました。

(VOVWORLD)