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東京パラ6日目・29日のハイライト

(VOVWORLD) -京パラリンピック大会6日目となった29日日曜、日本は陸上男子1500メートルの車いすのクラスで、佐藤友祈選手が今大会2つ目の金メダルを獲得するなど陸上、競泳、車いすラグビー、柔道の4つの競技で合わせて5個のメダルを獲得しました。

陸上では、男子1500メートル車いすのクラスで世界記録を持つ佐藤選手はスタート直後から先頭に立ち、残り100メートルを切ったところでスパートをかけてライバルの選手を引き離し、金メダルを獲得しました。

なお、この種目では、上与那原寛和選手も銅メダルを獲得し、それぞれ400メートルに続く金メダル、銅メダルの獲得となりました。

競泳では、男子100メートル平泳ぎ、知的障害のクラスで山口尚秀選手が自身が持つ世界記録を更新する1分3秒77のタイムで金メダルを獲得しました。

このほか、女子400メートル自由形運動機能障害のクラスで初出場の20歳、小池さくら選手が、自身の持つ日本記録を6秒余り更新して6位、女子50メートル自由形の視覚障害のクラスで、初出場の24歳、辻内彩野選手が予選でマークした自身の日本記録をさらに更新して7位に入りました。

車いすラグビーでは3位決定戦が行われ、日本はオーストラリアに60対52で勝って、2大会連続となる銅メダルを獲得しました。

また、柔道では女子70キロ級で初出場の小川和紗選手が銅メダルを獲得しています。

ブラインドサッカーは予選リーグが始まり、開催国枠で初出場の日本は、フランスと対戦し、4対0で勝ちました。黒田智成選手とキャプテンの川村怜選手がともに2得点をあげる活躍を見せています。

車いすテニスでは、女子ダブルスで注目の上地結衣選手と、大谷桃子選手のペアが準々決勝で中国のペアにストレート勝ちし準決勝に進みました。男子ダブルスでは、国枝慎吾選手と眞田卓選手のペアがフランスのペアにストレート勝ちし準々決勝に進んでいます。

さらに、ゴールボールでは初出場の男子が予選リーグ最後の第4戦で、世界ランキング1位のブラジルに3対8で敗れ、3勝1敗となりましたが、すでに準々決勝に進むことが決まっています。女子は予選リーグ最後の第4戦でエジプトに10対0で快勝し、予選リーグを2勝1敗1引き分けで終えて準々決勝に進みます。

そして、パワーリフティングでは、日本女子選手として初めて出場した79キロ級の坂元智香選手が8位となっています。

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