ニュース

日越関係 実質的かつ包括的に発展する段階に

包括的な戦略的パートナーシップへの関係格上げからまもなく2年を迎える中、ベトナムと日本の関係はあらゆる分野で良好かつ実質的、そして包括的に発展している段階にあります。

これは、7日午後、ハノイの党中央委員会本部でベトナム共産党中央委員会のトー・ラム書記長は日本の衆議院議員であり日越友好議員連盟の会長を務める小渕優子氏と会見した際に、述べたものです。

席上、トー・ラム書記長は、日越友好議員連盟に対し、両国が国防・安全保障分野での協力を推進し、経済連携を強化するとともに、日本企業による戦略的かつ重要なインフラプロジェクトや、日越協力を象徴する新エネルギー関連プロジェクトへの積極的な参画を働きかけるよう要請しました。また、科学技術、イノベーション、高度人材育成といった分野での協力の柱を強化し、地方間の交流や文化交流の深化を図ることの重要性を強調しました。さらに、日本に在住する60万人を超えるベトナム人コミュニティへの支援と生活環境の整備についても関心を寄せるよう提案しました。

そして、トー・ラム書記長は、国際および地域の場において両国が立場を共有し、連携と相互支援を強化するよう呼びかけました。

これに対し、小渕優子会長は、若い人口、高い経済成長率、優れた教育水準を背景に、ベトナムが今後さらなる発展を遂げるとの信頼を示しました。また、日本がベトナムの刷新事業を支持し、「新しい時代」における発展目標の実現に向けてベトナムと共に歩んでいきたいと強調しました。

同日午後、チャン・タイン・マン議長も、小渕優子衆議院議員、日越友好議員連盟会長と会見を行いました。

(VOVWORLD)


top