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日本の実業家、ベトナムの投資環境を高評

先ごろ、ベトナムのグェン・スアン・フック首相の経済諮問委員会の一員であるチャン・バン・トウ早稲田大学教授は、ベトナム通信社の東京特派員のインタビューに応えた際、「2018年中に、中国の投資はベトナム経済を左右する。」との見方を明らかにしました。
日本の実業家、ベトナムの投資環境を高評 - ảnh 1   トウ早稲田大学教授=TTXVNトウ教授によりますと、ベトナムが締結済みのFTA=自由貿易協定や、CPTPP=包括的かつ先進的TPP協定に従って、減免税スケジュールを実現することもベトナム経済に強く影響するということです。これらは、ベトナムの各企業にとって市場拡大に関わるチャンスである一方、様々な試練でもあると指摘されています。
一方、2018年中におけるベトナムへの日本投資の傾向について、トウ教授は「日本が2017年にベトナムの最大投資国になったことは、ベトナムの投資環境が日本の投資家から高く評価されたことを示した。ベトナムと日本には文化面において多くの共通点があることを切り口に、日本の投資家らはベトナムへ投資を行いたい、またベトナムの経営環境の改善を助けたい意向にある。」と強調しました。

なお、トウ教授は、今後も、ベトナムへの日本の投資は、主に機械製造の分野で引き続き維持されるだろうとの予測を明らかにしました。
ソース:VOV

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