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日本のメディア ベトナムの海上風力の潜在力を評価

(VOVWORLD) - 6日、日経の英文メディア「日経アジア」はベトナムの洋上風力の潜在力に関する記事を掲載し、その中でベトナムの海洋風力発電は外国投資を誘致していると明らかにしました。

同記事によりますと、日欧企業がベトナムの洋上風力を巡る事業展開に向けた動きを本格化しています。2022年、住友商事はベトナムにおいて新たな海洋風力発電プロジェクトの開発に向けて取り組むことを明らかにし、その3か月後に現地調査を開始しました。同社は2030年までに500メガワットから1千メガワット級の風力発電所の運転開始を目指しています。

一方、再生可能エネルギー発電施設の開発・事業運営会社であるレノバ社は、ベトナムに開発拠点を設け、22年4月に国営石油最大手のペトロベトナムグループ傘下企業と、洋上風力開発に向けた覚書に調印し、2ギガワット級の風力発電所の建設を計画しています。

ベトナムの海洋風力発電の潜在力について、ベトナム南部は強風が吹き、東南アジアでも有数の洋上風力適地として知られ、電力不足の懸念が高まるベトナム政府が策定中の中期の電力計画では風力発電を大幅に増やす見通しであるとともに、ベトナム政府は2050年までに温室効果ガス排出量を実質0にするという公約を示したことで、各社が熱い視線を送っているとしています。


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