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新型コロナ対応 26億ドル規模の社会福祉確保対策 2千万人を対象

労働傷病軍人社会事業省によりますと、新型コロナウイルスの感染が広がっていることを前に、政府は26億ドル規模の社会福祉確保対策を展開します。この対策の対象者は約2千万人にのぼるとしています。
その中で、優先的な対象者は革命功労者や、貧しい状況にある世帯、労働契約が一時的に停止されている労働者、失業者、小規模の経営世帯などで、4月から6月の3ヶ月間、現金の支援を受けることになります。ハノイ市タインスアン区の小規模な料理店のオーナー グエン・トゥ・フォンさんは次のように語りました。

(テープ)

「そう支援してくれれば大変ありがたいです。この15日間、営業を休んでいるので、収入はありません。そのため、国からそのような支援を受けることは何よりです。」

労働傷病軍人社会事業省のダオ・ゴック・ズン大臣は、今回の支援金を正しい対象者に提供することは重要な課題であると述べ、次のように語りました。

(テープ)

「労働傷病軍人社会事業省は、失業保険政策を始め、関連政策の展開に関するガイドラインを出しました。また、財務省や計画投資省などの関連省庁と緊密に連携し、今回の支援をうまく展開するようにしています。」

なお、新型コロナウイルス感染の影響で、約15万3千人が解雇されていると推測されています。
ソース:VOV

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