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新型コロナ 米の死者2万人超え世界最多 「大規模災害」全州に

米新型コロナウイルスに感染して亡くなった人の数が2万人を超え、世界で最も多くなったアメリカでは、東部ニューヨーク州で5日連続で700人以上が亡くなるなど感染者と死亡した人の数が増え続けていて、医療態勢を維持しながら感染の拡大を抑え込む困難な課題に直面しています。

世界の感染状況をまとめているアメリカのジョンズ・ホプキンス大学によりますと、日本時間の12日午前5時の時点で新型コロナウイルスの感染者は51万4415人、亡くなった人は2万71人で、いずれも世界でもっとも多くなりました。

このうち、感染者のおよそ3分の1が集中するニューヨーク州のクオモ知事は11日の記者会見で5日連続で700人を超える人が亡くなったとして「感染者の増加のペースは引き続き横ばいだが死者は恐ろしいほどの割合だ」と述べました。

また11日までにニューヨーク州に隣接するニュージャージー州で2183人、中西部ミシガン州で1392人、南部ルイジアナ州で806人が亡くなりました。

感染の拡大が続く中トランプ大統領は11日、「大規模災害」の発生地として新たに西部ワイオミング州を指定しました。

ホワイトハウスによりますと、全米すべての州が指定を受けるのは、アメリカ史上初めてだということです。

アメリカでは1日に3万人前後のペースで感染者が増え続けていて、医療態勢を維持しながら感染の拡大を抑え込む困難な課題に直面しています。
ソース:VOV

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