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教育は国家発展の原動力に

トー・ラム書記長は、グローバル化、知識経済、科学技術、デジタル転換が急速に進展する中、教育・訓練は国の最重要政策であり、国家発展の原動力となるべきだと強調しました。

5日午前、ハノイの国家会議センターで、教育訓練省はベトナム教育分野創立80周年記念式典と2025~2026学年度の始業式を開催しました。式典にはトー・ラム書記長、ルオン・クオン国家主席、ファム・ミン・チン首相、チャン・タイン・マン国会議長が出席しました。

この式典は全国の教育機関とオンラインでつながり、約5万2000校の160万人の教員と2600万人近い生徒・学生が参加しました。新学期の始業式で全国の教育関係者が一斉に国旗掲揚・国歌斉唱を行ったのは今回が初めてです。

席上、トー・ラム書記長は、グローバル化、知識経済、科学技術、デジタル転換が急速に進展する中、教育・訓練は国の最重要政策であり、国家発展の原動力となるべきだと強調しました。政治局の教育訓練発展に関する決議第71号は、ベトナムの教育を世界的潮流に乗せるための目標・課題・解決策を示しています。

この決議の実行に向けて、トー・ラム書記長は次のように述べました。

(テープ)

「全党が教育に関する思考を刷新し、国会は法整備を進め円滑で安定した制度を築き、政府は投資を拡大し、制度上の障害を解消して社会資源を最大限に動員する必要があります。教育部門はガバナンス改革を先導し、知識・倫理・奉仕精神を備えた教員を育成しなければなりません。教師は生徒にとって模範であり、インスピレーションの源となります。生徒・学生は大志を抱き、国際基準に適応しつつもベトナム人としてのアイデンティティを保ちながら、グローバル市民を目指して学び、鍛錬するべきです」

さらにトー・ラム書記長は、一般教育の包括的改革、高等教育と職業教育の飛躍的発展、国際統合の推進、教育分野でのデジタル化とAI活用、生涯学習社会の構築といった今後の重点方針を示しました。

トー・ラム書記長は社会全体に対し、次のように呼びかけました。

(テープ)

「全党、全国民、全軍、人民各層・各分野、すべての家庭、すべての国民が手を携えて人材育成に取り組み、祖国の繁栄と国民の幸福のために尽力してほしいです。勤勉の伝統、献身的な教師、そして生徒・学生の努力によって、教育は困難を乗り越え、多くの成果を上げ、強く繁栄したベトナムの実現に寄与すると確信しています」

式典の最後に、トー・ラム書記長は2025~2026学年度の新学期開講を告げる太鼓を打ち鳴らしました。

(VOVWORLD) 


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