(VOVWORLD) - 6日午後、ハノイで外務省は関連機関と連携し、ベトナム民族解放の英雄であり、傑出した文化人であるホーチミン主席生誕100周年にあたってUNESCO＝国連教育科学文化機関総会が発出した、ホーチミン主席を顕彰する決議35周年を記念する式典を行いました。
席上、発言に立ったファム・ビン・ミン副首相は「UNESCOがホーチミン主席を顕彰する決議を発出したことは、ベトナム民族が困難を克服し、あらゆる試練を乗り越え、目標を達成するのを激励するものである」と強調しました。また、ホーチミン主席はベトナム民族の天才指導者であり、民族解放の英雄、ベトナム革命事業の偉大な師、優れた外交官、民族独立闘争必勝への信念の源でありながら、国民の団結、友好、協力、発展の使者で、平和への渇望と不公平反対闘争の象徴となっているとしています。
一方、UNESCO＝国連教育科学文化機関のオードレ・アズレ事務局長は、「ホーチミン主席が残した最も大きな遺産は全国民の教育に関する適切なビジョンである。現在、ホーチミン主席の遺産を継承・発揮するための効果的な方法は民族文化の価値の保存、発揮におけるベトナムとUNESCOの協力である」と強調しました。
この機に「ホーチミン主席に寄せる世界の人々の厚情」というタイトルのバイリンガル本が発行されました。同日午後、「人類に残されたホーチミン主席の遺産」をテーマとした国際シンポジウムが対面式とオンラインのハイブリッド形式で行われました。