ニュース

政府 疫病対応に集中し、持続可能な経済成長を維持

11日午後、ハノイで、政府のチャン・ヴァン・ソン官房長官の主宰の下、政府の7月の月例記者会見が行われ、同日に開催された政府と全国各地とのテレビ会議について紹介されました。 記者会見で、ソン官房長官は、政府は疫病対応を最優先課題と見なしていると述べ、首相は関連各省庁と全国各地に対し、生産経営活動の維持と社会福祉の確保に取り組みながら、新型コロナ予防対策に集中するよう指導していると明らかにしました。 貸付利息について、国家銀行のダオ・ミン・トゥ副総裁は企業と困難を分かち合うために、各商業銀行に貸付利息の引き下げを指導していると述べ、次のように語りました。 「国家銀行は各商業銀行に対し、貸付利息を引き下げるために、コストダウンを目指す措置をとるとともに、銀行の利益の分かち合いを検討するよう指導しています。現在、16の商業銀行は年末まで貸付利息の引き下げに約20兆3000億ベトナムドン(日本円で1010億円)の資金を充てると公約しています。」 一方、財務省のグエン・ドゥク・チ次官は、国会常務委員会に提出される企業と国民の減税に関する決議案を作成中であると述べ、次のように語りました。 「中小規模の経営世帯の法人税、及び、経営世帯と個人の生産経営活動に関わる税金を半分に引き下げることを検討しています。また、疫病の深刻な影響を受けている分野の付加価値税も引き下げます。そして、新型コロナ禍のせいで遅れて納付した場合の延滞税を免税することや、困難に直面している組織と個人の2021年の土地税を減税することなどです。財務省が作成している減税に関する決議案では減免税の総額は20兆ベトナムドンを超えます。」 他方、ワクチン接種について、チャン・ヴァン・トゥアン保健次官は、これまで1800万回分のワクチンが輸入され、その中で、1100万回分が接種されたと明らかにし、より多くのワクチンが輸入され次第、1日に最大200万回分のワクチンを接種する計画があると述べました。

top