3日と4日の両日、北部ニンビン省で、外務省、ベトナムユネスコ国家委員会、およびニンビン省人民委員会の連携により「ベトナムにおける持続可能な開発にユネスコからの称号の価値の発揮」に関する国際会議が開催されています。
会議の開幕式で発言に立ったグエン・バン・フン文化スポーツ観光大臣は、「ベトナムは、文化を社会の精神的基盤に従って持続可能なものとして開発することを目標、推進力とし、国の発展のための重要な原動力として確定している。ベトナムはユネスコに加盟してから47年間の間に、全てのパートナー、特にユネスコとの協力活動を行うにあたって、常時にその方針を堅持してきた」と強調しました。
フン大臣によりますと、豊かでユニークな文化と自然の資源を誇るベトナムは、これまでに、ユネスコ国連教育科学文化機関から認められた8ヶ所の世界文化自然遺産、15の無形文化遺産、9つの記憶遺産、3箇所の世界ジオパーク、および11箇所の生物圏保護区があります。これらの文化遺産はユネスコの認定後、魅力的な観光スポットとなり、社会経済発展事業に大きく貢献しているとのことです。
会議では、ベトナムにおける持続可能な開発にユネスコからの称号の価値を発揮している状況、持続可能な開発に向けたユネスコからの称号価値の発揮に関する国際的知見、持続可能な開発に向けたユネスコからの称号価値の保存と発揮に対するリソースの活用法という3つのテーマにわかれて集中的に協議しました。
(VOVWORLD)