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市民の生活に必要なインフラシステムを保護すべき

(VOVWORLD) -  ベトナム時間の27日夜、4月の国連安全保障理事会の議長を務めるブイ・タイン・ソン外務大臣の主宰により、「市民の生活に必要なインフラシステムの保護」をテーマにした閣僚級拡大討論会が対面式とオンライン形式の両方で行われました。

席上、出席者らはベトナムの構想を高く評価するとともに、国際人道法の順守や衝突の中での一般人と必要なインフラ・システムの保護を目指す国際協力の強化と国連の役割の向上の重要性を強調しました。

討論会でソン外務大臣は戦争により深刻な破壊を受けた国としてベトナムは当事者に対し、国際法、とりわけ国際人道法を厳守し、地域と国際協力を推進するとともに、国連に対して、衝突の中と収束後の重要なインフラシステムの復旧、試練への対応を目指す市民の自力向上を支援するよう呼びかけました。ソン大臣は「市民の生活に必要なインフラシステムの保護は持続可能な平和を構築し衝突を防止するための土台となる。貧困、不公平などの衝突の根本的な原因の解決に尽力し、持続可能な開発に向けての国家レベルと世界レベルの努力を推進する必要がある」と強調しました。

この機に安保理はベトナムが提案した「市民の生活に必要なインフラシステムの保護」に関する決議を採択しました。

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