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外務省報道官、海上問題に対するベトナムの立場を再確認

(VOVWORLD) - 8月6日から10日にベトナムのホアンサ群島の半分を含む海域で行われる中国の軍事演習に関し、ハン報道官は中国側に対し、ベトナム領海を侵犯するこの活動を直ちに中止するよう要請しました。

5日午後、オンライン方式で開催された外務省の定例記者会見で、外務省のレ・ティ・トゥ・ハン報道官は、ベトナム東部海域(いわゆる南シナ海)問題に関するベトナムの終始一貫した立場を再確認しました。8月6日から10日にベトナムのホアンサ群島の半分を含む海域で行われる中国の軍事演習に関し、ハン報道官は中国側に対し、ベトナム領海を侵犯するこの活動を直ちに中止するよう要請し、次のように語りました。
(テープ)

「中国がベトナムのホアンサ群島の海域で軍事演習を行うことはベトナムの領有権を侵犯する行為であり、DOC=海上行動宣言に逆行し、情勢を複雑化させ、COC=海上行動規範の交渉プロセス、域内の平和・安定・協力にマイナス影響を与えます。ベトナムは中国に対し、ベトナムの主権を尊重し、この行為を中止し、今後、同じ行為を繰り返さないよう要請します。」
インドがベトナム東部海域で開催される多国間の軍事演習に軍艦を派遣することに関し、ハン報道官は次のように語りました。

(テープ)

「域内外の各国の海上でのあらゆる活動も1982年国連海洋法条約を厳守しなければなりません。また、海上での平和・安定・協力の維持に貢献する必要があります。」
また、イギリスの空母がベトナム東部海域での航行を終了したことに関し、ハン報道官は、「外国の船舶の受け入れは、二国間協力を基礎にする通常のことであり、ベトナムの法律に従って行われる」と明らかにしました。

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