高速道路や地下鉄システム、空港などの開発プロジェクトは都市部の不動産価値の増加にも貢献しています。
世界有数のイギリスに本拠を持ち、世界規模で展開する不動産関連企業であるナイト・フランクによりますと、25日に出された「質の高い暮らし:高級住宅のホットスポットの位置づけ」をテーマとしたアジア太平洋ホライズンレポートの中で、今年のGDP=国内総生産の伸び率が6.1%に達すると予測され、ベトナムがインドに次いで地域において2番目の経済成長国となり、不動産市場の回復に向けた前向きな軌道づくりに寄与するとしています。
ホーチミン市と首都ハノイの高級マンションの販売価格は平方メートルあたり5400ドルから1万5千ドルで、徐々に世界の市場に近づきつつありますが、依然として急成長の潜在力を示しています。高速道路や地下鉄システム、空港などの開発プロジェクトは都市部の不動産価値の増加にも貢献しています。ベトナム支店のナイト・フランクの代表者によりますと、卓越した経済成長率と戦略的地位に恵まれたベトナムは、外国投資家や専門家にとって魅力的な目的地となっています。
(VOVWORLD)