国際写真ビエンナーレ「フォト・ハノイ ’25」が11月1日午前、ハノイで正式に開幕しました。
ビエンナーレとは、2年に一度開催される芸術イベントで、絵画、彫刻、写真など多様な芸術分野を通じて現代アートの最新動向を紹介するものです。この言葉はイタリア語で「2年に一度」という意味を持ち、国際的な大規模芸術展を指す際によく使われます。
開会式でハノイ市文化・スポーツ局のバク・リエン・フオン局長によりますと、「今年のフォト・ハノイ ’25は、これまでよりも規模が大きく、内容も充実しており、21か国から170人を超える芸術家、写真家、キュレーター、専門家、そして25の専門機関が参加しています。ハノイ市は、フランスをはじめとする各国や本プロジェクトの国際パートナーとの文化交流を常に重視しているとしています。
一方、国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)ベトナム事務所のジョナサン・ウォレス・ベイカー代表は、「フォト・ハノイ ’25は、ユネスコ創造都市としてのハノイのビジョンを体現するものである。芸術家、地域社会、行政、そして国際パートナーが協力し合うことで、より開かれた、活気ある包括的な文化空間を築くことができるという価値を示している」と語りました。
「フォト・ハノイ ’25」は11月を通して開催され、22の展示と28の関連イベントが行われます。これまでの2021年と2023年の2回の開催では、17万人を超える来場者、200本以上の記事掲載、そしてSNS上で500万回以上のリーチを記録し、その強い発信力を証明しました。
(VOVWORLD)