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国連総会 一般討論演説 ミャンマー アフガニスタンは演説なし

(VOVWORLD) - ニューヨークで開かれていた国連総会の一般討論演説で、ミャンマーとアフガニスタンは、国連大使のポストを巡って争いがあることからいずれも演説を行いませんでした。

今月20日からニューヨークで開かれていた国連総会の一般討論演説は26日に最終日を迎え、190以上の国や地域の代表が演説を行いました。

一方、当初最終日に予定されていたミャンマーとアフガニスタンは、国連大使のポストを巡って争いがあることからいずれも演説を行いませんでした。
国連総会で両国が一般討論演説を行わなかったのは去年に続き2年連続となります。
ミャンマーは、去年2月に軍がクーデターを起こし、前の民主派政権によって任命されたチョー・モー・トゥン国連大使が活動を続ける一方、軍は別の人物を大使にあてたいとしています。
また、アフガニスタンは、去年8月に権力を握ったイスラム主義勢力タリバンが幹部を国連大使にあてると通知しましたが、前の政権の時からアフガニスタンの国連代表部に務めているファイク氏が国連大使として活動を続けています。
国連加盟国の代表は国連総会の会期ごとに設けられる「信任状委員会」で審査しますが「信任状委員会」は去年、この両国について判断を先送りしていて、今月から始まった国連総会の新たな会期の中で改めて議論される見通しです。(NHK)

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