ニューヨークの国連本部で開かれた国連憲章署名80周年記念の総会で、ベトナムの国連大使が平和と協力の重要性を訴えました。
26日に行われた記念総会では、1945年に国連憲章が署名されてから80年の節目を迎えたことを記念して、各国の代表が発言しました。ベトナムのドー・フン・ビエト国連常駐代表は演説で、国連憲章がベトナムの独立と主権確立において果たした重要な役割を振り返りました。
ビエト大使は、ベトナムが長年にわたって戦争や紛争を経験し、多くの犠牲を払ってきたことに触れながらも、「ベトナムは常に平和、協力、和解の道を選択してきた」と述べました。そして、この姿勢こそが国連憲章の根本精神と一致するものだと強調しました。
さらにベトナムは、国際社会全体に向けて重要なメッセージを発信しました。各国が歴史の教訓から学び、過去の過ちを繰り返すことなく、世界中の人々のために平和で公正な社会の実現を目指すべきだと呼びかけました。
(VOVWORLD)