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国会常務委員会の代表団 ダナン市と意見交換

5月31日、中部港湾都市ダナンで、国会常務委員会の代表団は、ダナン市の指導部と会合を行い、自由貿易区の展開状況や国際金融センターに関する体制・政策について意見を交換しました。

会合にはグエン・ドゥック・ハイ国会副議長とチャン・クアン・フオン国会副議長が出席しました。

会合の締めくくりで、ハイ副議長は、国際金融センターおよび自由貿易区の建設に向けたダナン市の積極的な姿勢と強い政治的意思を高く評価した上で、「これは大規模で新たな、そして複雑な主張であり、法的根拠やガバナンスモデル、関係機関との連携体制など、十分な準備が求められる」と述べました。

また、ハイ副議長は、長期的には統一的法的枠組みとして、自由貿易区に関する法律を制定すべきであり、その中で地方に属する権限については明確かつ透明な形で委譲すべきであると指摘しました。さらに、国会経済財政委員会に対して、関係機関と連携して具体的な提案を引き続き検討するほか、ダナン市に対し、既存の政策に基づく試験的実施と、戦略的投資家の誘致につながる都市計画情報の公開を進めるよう提案しました。

なお、今回の訪問の一環として、同代表団は国際金融センターおよび自由貿易区の建設候補地の視察も行いました。

(VOVWORLD)


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