ベトナムの伝統的旧正月テトが間近に迫る中、中部クアンナム省の山間部にある各地方は先頃の大雨により土砂災害に見舞われた場所を改修し、山間部に住んでいる住民へのテトの品物の輸送に便宜を図っています。16日前に、地元の住民へのコメの支援が完了する予定です。

これと同時に、この数日、クアンナム省の行政府は国境地帯、離島などに赴き、あそこに駐屯している幹部や兵士、住民にテトの品物を手渡しました。

一方、14日午前、ホーチミン市労働連盟は中部出身の出稼ぎ労働者の帰省用に、バスチケットを支給しました。労働者はテトの品物を受けました。ホーチミン市ビンタン地区にあるArt Tango菓子類生産会社の社員レ・テイ・ロアンさんは次のように語りました。

（テープ）

「私と子供2人合わせて3人が帰省用に、バスチケットを買うならば３３０万ドン、約１万８千円かかります。そのため、このバスチケットを受けて、とてもうれしいです」

ホーチミン市労働連盟のフアム・チー・タム副会長は「労働者がテトを楽しめるように、同市の労働連盟は困難に直面している労働者を支援するための様々な活動を行っている。その中で、ホーチミン市の労働連盟、各企業の労働組合は組合員や労働者およそ3万5千人分に帰省用のバスチケットや航空券を支給した」と明らかにし、次のように語りました。

（テープ）

「16日に、労働連盟はサイゴン駅で、汽車で帰省する労働者を見送ります。そのあと、バスや汽車、飛行機で帰省する労働者にチケットを支給します」