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商工大臣、在ベトナムアメリカ大使と会見

商工省欧米市場局によりますと、14日午前、グエン・ホン・ジエン商工大臣は、在ベトナムアメリカ大使館のマーク・ナッパー大使と会見しました。

会見で、ジエン大臣は「アメリカはベトナムにとって常に最優先の相手国である」と強調するとともに、「両国の相互理解・信頼醸成の強化に向けて経済・貿易・投資などの分野における包括的で持続可能な協力関係を推進させていく意向がある」と表明しました。

又、ジエン大臣は、「アメリカを、エネルギーや機械・設備、技術、原材料などの長期的かつ信頼できる輸入先の一つと見なす」という一貫したベトナムの政策を再確認するとともに、「両国は、それぞれの製品とサプライチェーンの多様化を目指し、農業分野における協力をさらに強化する必要がある」との見解を示しました。さらに、ジエン大臣は「ベトナムは市場を開放し、アメリカからの農産物の輸入を促進する用意がある」と明らかにするとともに、「アメリカはベトナムの農産物に、市場をさらに開放するよう」希望を表明しました。

一方、マーク・ナッパー大使は「2025年は両国の協力関係を新たな発展段階へと発展させ、双方の経済貿易協力の強化における優先課題を含む包括的な戦略的パートナーシップの現実化を進めるための重要な年となる」と明らかにするとともに、「アメリカの官民セクターの両方は、エネルギー安全保障や気候安全保障、食糧安全保障、ハイテクなどの潜在力ある分野でベトナムとの協力を拡大する用意がある」と強調しました。また、マーク・ナッパー大使は「今後も、経済貿易協力を含むベトナムとの二国間関係は、前向きに発展していくよう」希望を表明しました。

(VOVWORLD)


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