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各国の新聞、ハリス米副大統領によるベトナム訪問を報じる

この数日間、各国の新聞は、去る8月24日から26日にかけて行われたアメリカのハリス副大統領によるベトナム訪問を報じています。 ロイター通信は、「『かつて敵同士』の関係は益々緊密になり、ハリス副大統領によるベトナム訪問は、このことを示す明確な証であった」と評価しました。また、「ベトナムの指導者らとの懇談で、ハリス副大統領はアメリカが強固でかつ独立・繁栄したベトナムを支持しており、ベトナムに対しASEANと地域における重要な役割を果たしてゆくよう期待すると強調した」と報じました。 一方、各国の通信社、新聞は、ハリス副大統領のベトナム訪問期間中の活動を伝えました。これに基づき、ハリス女史は、アメリカ疾病対策センター(CDC)の東南アジア地域事務所の開設式典や、アメリカの新たな大使館建設合意書の調印式に参列した他、アメリカの援助で実施されたベトナムへの新型コロナワクチンの引き渡しに立ち会いました。 多くの新聞は、26日にハノイで行われた記者会見でハリス副大統領の発表を引用し、この訪問を「ベトナムとアメリカ関係の新たなページを告げる兆しである」と見なしています。 ニューヨークタイムズ紙は、「7日間にわたるシンガポールとベトナムの歴訪は、ハリス副大統領が、去る6月の中米への初の外国訪問の後、国際場裏における自らの地位を示すためのチャンスであった」と認定しました。 AFP通信は、「ハリス副大統領がシンガポールとベトナムを歴訪したことは、東南アジア地域との関係を再開すると同時に、同盟国へのアメリカの公約を強調することが狙いである。この努力には、ハノイ市にアメリカ疾病対策センターの東南アジア地域事務所を開設することや、及び、ベトナムに100万回分の新型コロナワクチンを供与したことがある」と認定しました。 ソース:VOV

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