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北京パラリンピック閉会式

(VOVWORLD) -北京パラリンピックの閉会式が13日に行われました。今大会は10日間の開催中もロシアによるウクライナへの軍事侵攻が行われる異例の状況が続く中で幕を下ろしました。

北京パラリンピックは、大会直前にRPC=ロシアパラリンピック委員会とベラルーシの選手の出場を認めない異例の決定が下されたあと、10日間にわたり6競技78種目が行われました。そして閉会式は日本時間の13日午後9時から国家スタジアム、通称「鳥の巣」で行われました。


閉会式の中ではIPC=国際パラリンピック委員会のパーソンズ会長があいさつし「3大会連続のアジア開催を経てパラリンピック・ムーブメントはより大きく、より強くなった。あなたたちが実現したのは驚くほどすばらしく、不安のまったくない華々しい大会だった」などと述べました。

最後に聖火が消えたあと、会場の周りには花火が打ち上げられ、10日間の冬のパラスポーツの祭典が閉幕しました。

開催期間を通してウクライナへの軍事侵攻が続く異例の状況下で行われた今大会は、「平和の祭典」の意義を改めて問うものとなりました。(NHK)


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