シンガポールに本社を置くUOB＝ユナイテッド・オーバーシーズ銀行が発表した今年第3四半期の経済成長レポートによりますと、ベトナムの第2四半期のGDP＝国内総生産の成長率は、6%、第3四半期に7.6%に達する可能性があると予測されています。

同銀行によりますと、年初からの5カ月間に、ベトナムの製造業の伸び率は9.24%に達し、PMI＝購買担当者景気指数は8カ月連続で増加しています。また、世界の地政学的不安や物価高騰にも関わらず、5月に、対ベトナム外国直接投資額は伸びを見せました。

さらに、国内の新型コロナウイルス感染症対策の緩和や国際観光の再開はサービス業に追い風になったとしています。今後、飲食店や宿泊施設などの観光セクターは成長を取り戻すと期待されています。