11日午後、ハノイ市内のホーチミン博物館で、「中国におけるホーチミン主席の足跡」をテーマにした展示会が開幕しました。
この展示会は、ホーチミン主席が100年前の1924年11月11日にグエン・アイ・コックと名乗っていたホーチミン主席は救国の道を求めて外国に赴いた道程のさなか、中国へ初めて足を運んだことを記念するとともに、2025年のベトナム・中国外交関係樹立75周年を臨む活動の一つとなっています。展示会で出展されている約200点の資料、写真、遺物は、中国に滞在期間中のホーチミン主席に関わるものごとを紹介した上で、ホーチミン主席に対する中国の国民との深い思いやりと、ベトナムと中国との長期的な友好関係を示すことが狙いです。
ホーチミン博物館のブ・マイン・ハー館長は次のように明らかにしました。
(テープ)
「ホーチミン主席はベトナムの偉大な指導者であり、中国国民の親切な友人でもあり、ベトナムの民族解放事業に生涯を捧げ、世界の平和・進歩のために絶え間ぬ取り組み、両国の党と国民間の友好関係を培っていました。生前、ホーチミン主席は、中国になんども渡航して、暮らし、数多くの中国の友人に深い思いやりを残していました。中国国内にある多くの地名には今なおホーチミン主席の足跡が残っています。これらは、両国間の友好関係を示すシンボルの存在です」
なお、展示会は2025年4月まで開催される予定です。
(VOVWORLD)