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ワクチン「ARCT-154」の第1期臨床実験始まる

第1期は8月15日と16日に行われるとしています。 8月15日、ハノイ医学大学は新型コロナウイルスのワクチン「ARCT-154」の第1期臨床実験を開始し、100人の志願被験者が参加しました。「ARCT-154」はナノコバックス(Nano Covax)とコビバックス(Covivac)に次いで、ベトナムが臨床実験を行う3番目の新型コロナウイルスのワクチンとなっています。ある志願被験者の話です。 「新聞や、テレビ、ラジオ、ソーシャルネットワークを通じて、この臨床実験に関する情報を得ました。ワクチンは、疫病予防対策の最も効果的なものですね。ベトナムが多く種類の新型コロナのワクチンを研究・開発・生産し、そして、近いうちに、ワクチン輸出国になるよう望んでいます。」 一方、保健省のチャン・バン・トゥアン次官は次のように述べています。 「国内でのワクチン生産を目指し、ワクチンを研究・開発する活動を促進しています。このmRNAワクチンは技術がアメリカのバイオ製薬会社アークトゥルス・セラピューティクス社のもので、アメリカや、シンガポールで、第1期と第2期の臨床実験が実施されましたが、いい結果を収めました。年末まで、3期の臨床実験を完了するように取り組んでいます。また、その生産工場の建設を促進します。」 これに先立ち、ビングループはアメリカのバイオ製薬会社アークトゥルス・セラピューティクス社とともに、このワクチンに関わる技術移転に関する交渉を行いました。同グループはホアラックハイテクパークで、そのワクチン生産工場建設プロジェクトを開始しました。 ハノイ医学大学によりますと、新型コロナウイルスのワクチン「ARCT-154」の臨床実験は3期にわたり実施され、18歳以上の志願被験者が参加します。その中で、第1期は8月15日と16日に行われるとしています。 ソース:VOV

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