ロン副首相は、日本の参議院が同国政府に対し、ベトナムの法整備や立法に関する協力・経験共有を引き続き支援するよう後押しすることを期待しました。
11日、日本を訪問中のレー・タイン・ロン副首相は、関口 昌一参議院議長と会見しました。席上、ロン副首相は、日本の参議院が同国政府に対し、ベトナムの法整備や立法に関する協力・経験共有を引き続き支援するよう後押しすることを期待しました。また、ベトナム国民へのビザ発給手続きの簡素化や、日本在住ベトナム人コミュニティへの有利な条件の提示を含め、両国間の経済協力や国民交流を促進するための協力体制の強化を求めました。
一方、関口参議院議長は、日本が「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」構想において、ベトナムを最重要パートナーと位置づけていることを改めて強調するとともに、2024年12月に締結されたベトナム国会と日本の参議院との間の協力協定の効果的な実施に向け、両国が引き続き緊密に連携していくことを提案しました。また、ベトナムにおける行政機構のスリム化、法整備および法執行に関する改革を高く評価し、「新時代」における日本政府のベトナムとの協力強化、支援を支持する姿勢を表明しました。
なお、同日11日、東京で、ロン副首相は、阿部 俊子文部科学大臣、伊藤 忠彦復興大臣らとも面会しました。
(VOVWORLD)