地方の潜在力

ロンハウ村でのボートを作る職業

ベトナムのドンタップ省ライヴン県のロンハウ集落のロンハウ船を作る職業はベトナムの南部で有名であり、洪水のシーズンが来ると、その村は多くの地域から注文を受ける。
ある朝、私たちは船でロンハウ省のボートを作る職業が集まっているロンホア村とロンフン2村を訪問した。ロンハウ集落のバダイ水路は蛇のように曲がりくねって、長さが1kmである。その両側は緑である。

「ロンハウ省で船を作る職業は人々にサウスオンクイ(スオンクイは小船で水路で使用‐記者の説明)とも呼ばれるファム・ヴァン・トゥオン氏です。スオンクイは100年前に作られベトナムの西部で良く知られています。トゥオン氏はここの生まれではないがここに住みました。最初はトゥオン氏は近所の人にスオンクイの作り方を教えましたが、その後、ロンハウ集落の人々にも教えました。」と50年間船作りの、ファム・ヴァン・トゥオン氏の孫であるグエン・タイン・ナム氏は述べた。 

南部の水路で生活する人々に対して不可欠な小船。(撮影:ミン・クゥオック)

人々の交通手段である小船。(撮影:ミン・クゥオック)

洪水のシーズン小船は南部の人々の交通手段である。人々は小船で魚などを釣るため、ロンハウ村での小船を作る職業は必要であり、カントー省、アンザン省、キエンザン省、ヴィンロン省で有名である。

一年中、特に旧暦の4月から8月、洪水のシーズンの10月まで人々は小船を作ることで忙しくなる。

ベトナムのロンハウ集落の人民委員会のチャン・ヴァン・フン会長は「現在、ベトナムのロンハウ集落には小船を作る150の工場があり、1200人の雇用を創出します。昔からの職業を維持するために、ドンタップ省は資金を投資、人々を援助する方法を実施しています」と述べた。

この数年間、多くの人々は多くの機械を購入し、使い短時間で小船が作られる。今年の洪水のシーズンでは、水のレベルが低かったため、小船の代わり、40トン、50トンの運搬船が売れている。


南部の水上生活の地方で有名である小船を作る仕事。(撮影:レー・ミン)

小船を作る職業はロンハウ集落の人々に雇用創出している。(撮影:レー・ミン)

木の小船を作る熟練したロンハウ集落の人々。(撮影:レー・ミン)

小さな船は1人が1日で作れる。(撮影:レー・ミン)

完成したばかりの一隻の小船。(撮影:レー・ミン)

現在、小さな船の値段は50万ドンから150万ドンまでである。一日で、一人は小さな船が作れる。40トン、50トンの品物を運ぶ船を作る時間は40日間かかり、その値段は1億800万ドンから3億ドンまでである。
ロンハウ集落の人々は小船を作ることは永遠に伝えられると期待している。現在、ロンハウ集落の青年たちは毎日船の作り方を習い、祖先から受け継がれた職業を勉強している。
文:グエン:オアン
撮影:レー・ミン、ミン・クォック

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