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ロシアの研究者、ベトナム共産党の役割を評価

(VOVWORLD) -ベトナム共産党創立92周年記念日にあたり、ロシア科学アカデミー極東研究所所属ベトナムとASEAN=東南アジア諸国連合研究センターは「ベトナム共産党:歴史における新しい時代」という研究テーマを出版しました。
この出版物は2021年5月19日と20日の両日行われた「国の建設事業におけるベトナム共産党と第13回党大会の結果」をテーマとした国際円卓会議で発表された17件の報告書を集めたものです。

この出版物で、ロシアを始め、世界の研究者らはベトナム共産党の歴史から引き出された経験を明らかにすると共に、ベトナムの近代歴史におけるベトナム共産党の役割を強調しました。

その中で、サンクトペテルブルク国立総合大学所属ホーチミン研究所のVladimir Kolotov所長は「地域と世界で政治的不安定が増加している背景の中で、ベトナムでの政治的安定は特別なものである。」と明らかにすると共に「第13回党大会で読み上げられたグエン・フー・チョン党書記長の報告は今後のベトナム共産党の路線を言明した」と強調しました。

一方、モスクワ国際関係大学所属ASEANセンターのEkaterina Koldunova センター長は国際社会への参入においてベトナムが実施している均衡をとれた政策の成果と国が直面している試練の解決に対するベトナム共産党の努力を明らかにしました。

また、ロシア外務省所属外交学院のPyotr Tsvetov准教授は国際社会におけるベトナムの地位向上、多様化多角化外交政策をたたえました。

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