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ロシアの学者、ベトナムの役割を評価

(VOVWORLD) - ベトナムの新指導部が選出されたことや、ロシアのプーチン大統領がこのほど、ベトナムのグエン・フ・チョン党書記長と電話会談を行ったことを受け、ロシアの研究者や、学者らは、ベトナムに特別な関心を示しています 。
「アジア・欧州アイディア」基金の専門家評議会のグリゴリ・トロフィムチュック議長はロシアの電子新聞「Infox.ru」に寄稿し、その中で、アジア・欧州空間の統合プロセスにおけるベトナムの役割を高く評価しました。

同議長によりますと、ベトナムは発言ではなく、具体的な数値で、自国の地位を確立しています。具体的には、パンデミックによる深刻な影響にもかかわらず、2020年のベトナムのGDP国内総生産の伸び率は2・91%に達し、そして、今年に7・1%にのぼる見通しです。また、今後10年間、ベトナム経済は質的な発展を遂げるとしています。

一方、サンクトペテルブルク大学のウラジミール・コロトフ教授はベトナムの高級人事問題に触れ、「新指導部の構造は合理的で、政治システムの健全化と近代化、国の発展事業に役立つ」と分析しています。モスクワ国際関係学院の研究者バレリア・バーシニナ女史はベトナムの新指導者らの才能と道徳を高く評価し、「新指導部の指導の下でベトナムは引き続き発展し、国際社会における地位が高まっていく」との見方を示しています。

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