1971年生まれのハレド・エル=エナニー氏は、著名なエジプト学者であり、母国エジプトのヘルワン大学で30年以上にわたりエジプト学の教授を務めてきました。
11月7日、ウズベキスタンのサマルカンドで開催された国連教育科学文化機関(ユネスコ)第43回総会において、エジプト国籍のハレド・エル=エナニー氏が、投票総数174票のうち172票の賛成を得て、2025~2029年任期の事務局長に選出されました。エル=エナニー氏は、来る11月15日に正式に就任する予定です。
1971年生まれのハレド・エル=エナニー氏は、著名なエジプト学者であり、母国エジプトのヘルワン大学で30年以上にわたりエジプト学の教授を務めてきました。エル=エナニー氏は数多くの国際的な学術協会に所属し、数々の国際的な賞を受賞しており、アラビア語、フランス語、英語に堪能です。
ハレド・エル=エナニー氏は、ユネスコ第12代事務局長となります。同氏は、アラブ諸国出身者として初、そしてアフリカ諸国出身者として2人目の事務局長となります。エル=エナニー氏は、2025年4月にも選挙運動の一環としてベトナムを訪問していました。
(VOVWORLD)