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メコン川デルタの農民ら温室効果ガスの削減に参加

26日、南部カントー市で農業農村開発省・栽培局とオランダ開発機構は共同主催でメコンデルタの持続可能な開発と気候変動対応に向けての稲のバリューチェーンの変革」をテーマとした国家レベルプロジェクトを始動するシンポジウムを行いました。
メコン川デルタの農民ら温室効果ガスの削減に参加 - ảnh 1写真提供:TTXVN

同プロジェクトは稲、米のバリューチェーンへの企業の参加を奨励し、先進的な稲生産技術の適用の拡大、米の質と経済的価値の向上、環境保全、温室効果ガスの削減を目指します。農業農村開発省・栽培局のグエン・ニュ・クオン局長は次のように明らかにしました。      

「このプロジェクトはアンザン省、キエンザン省、ドンタップ省で展開される予定です。3つの省はメコンデルタの重点的な米生産地として知られています。このプロジェクトの展開はメコンデルタ全体における稲生産モデルの開発と拡大に弾みをつけるでしょう。これを通じて、メコンデルタの米生産の持続可能な開発、温室効果ガスの削減が図られると思います」

なお、このプロジェクトは2022年~2027年まで行われ、稲栽培農家およそ30万世帯の生計向上の支援、二酸化炭素およそ20万トンの削減、コスト15%の節約が予測されています。

ソース:VOV


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