写真: Ngoc Thien/TTXVN |
この報告書はVCCIの主催の下で、ベトナムの一流経済専門家、政策作成者とフルブライト公共政策管理校の協力により作成されたものです。報告によりますと、メコンデルタの重点的な経済地域としての役割は国内のほかの地域と比べ、劣っており、この30年間、GDP=国内総生産に対するメコンデルタの貢献度が激減してきたとしています。
一方、移住問題は差し迫った問題となっています。この10年間、メコンデルタを離れた人口はおよそ110万人となり、同地域の人口の自然増加率に相当するということです。さらに、疫病や干ばつ、海水侵入の深刻化により、メコンデルタの経済社会状況が不安定になっていると報告されました。
こうした中、同地域の最も重要な産業である水産物加工分野は鈍いことから、他の産業もなかなか発展できないと指摘されました。
ソース:VOV