スイスで開催中の「第6回世界各国議会議長会議」に出席しているチャン・タイン・マン国会議長は、29日、アイルランド下院のヴェロナ・マーフィー議長と会見しました。
この席でマン議長は、アイルランドとの友好と多面的協力関係をさらに深化させたいとの意向を示し、議会間協力の重要性を強調しました。両国間で友好議員連盟の設立が、国会同士のつながりを強化する重要な懸け橋になるとの見解を述べました。
また、マン議長は、ベトナムとEUの「投資保護協定（EVIPA）」について、アイルランド議会による早期の批准を要請し、両国間の貿易・投資協力のさらなる促進を期待していると表明しました。
これに対し、マーフィー議長は、アイルランドとして今後もベトナムとの貿易や投資、教育・人材育成分野での協力を推進していく方針を示し、アイルランド議会内にベトナムとの友好議員連盟を設け、議会間交流を活性化させる考えを明らかにしました。また、国連やASEAN-EUの枠組みなど、多国間フォーラムにおける両国の連携も強化していくことで一致しました。
両議長は今後、立法協力や人的交流、科学技術、教育、投資など幅広い分野での協力をさらに深めていく方針を確認しました。
なお、同日午後、マン議長は国連ジュネーブ事務局のヴァロヴァヤ事務局長とも会見を行いました。
(VOVWORLD)