ニュース

マレーシア首相 ベトナム公式訪問を終了

22日正午、マレーシアのイスマイル・サブリ首相率いる政府代表団はファム・ミン・チン首相の招きに応じ、20日~22日のベトナム公式訪問を終え、ハノイを発ちました。
マレーシア首相 ベトナム公式訪問を終了 - ảnh 1写真撮影: Duong Giang

訪問期間中、サブリ首相は、チン首相と会談し、協力合意書を交わす式典への参加のほか、グエン・フー・チョン党書記長を表敬訪問し、グエン・スアン・フック国家主席、ブオン・ディン・フエ国会議長との会見、ベトナムで事業を実施中のマレーシアの代表企業と懇親するなどしました。

また、共同声明では、「2023年に両国の外交関係樹立50周年を控え、両国は政治的信頼と戦略的パートナーシップを広範かつ包括的に発展させ、ハイレベルな会合や、訪問団の交換、経済・科学技術分野の両国政府合同委員会をはじめ、各種協力体制の維持などを通じて、政治・経済関係を幅広く促進していく」と強調しました。また、2025年をめどに両国間の年平均貿易額を180億ドルまで増やし、投資協力の拡大、海軍と海上警察の連携強化、海洋経済開発、資源管理、海洋環境保護での協力を推進していくことで合意をしました。

両首相は国際問題についても話し合い、その中で、ASEAN共同体構築のための協力を強化すると表明し、ベトナム東部海域(いわゆる南シナ海)での平和・安定・安全保障・航行の自由確保の重要性を再確認した上で、「あらゆる紛争も1982年国連海洋法条約を含め国際法に従って平和的措置で解決する必要がある」という共通の立場を再び強調しました。

さらに、関係各側に対し、「DOC=海上行動宣言を厳守し、COC=海上行動規範に関する交渉を加速させるよう」呼びかけ、COCに関する交渉に有利な条件を作り出す必要があると訴えています。

ソース:VOV


top