11日、国家大学ハノイ校に属する経済大学付属経済・政策研究所などの共催により、「2023年のマクロ経済の安定と経済成長の回復に対する高い貸付金利の影響」をテーマとしたセミナーが開かれました。
セミナーで専門家らは「経済が困難に直面している中で、マクロ経済の安定と企業の経営生産や経済成長の回復を同時平行的に実施する必要がある」との見解を明らかにしました。経済・政策研究所のグエン・コク・ベト副所長は次のように語りました。
(テープ)
「私たちは企業の競争力の向上に取り組むとともに企業が互いに連携しあうようにどうすればいいかということに配慮する必要があると思います。これを通じて、ベトナムからの輸出品の付加価値の向上や企業の発展につながります」
専門家によりますと、長期的に国内外の経済状況を見極めるほか、通貨政策の柔軟性と銀行システムの強靭性を高める必要があるとしています。
(VOVWORLD)