写真提供：Xuan Khu

先ごろ、旧正月テトにあたり、外務省の国外在住ベトナム人担当委員会のルオン・タイン・ギ副委員長は記者団のインタビューに応えた際、このように強調しました。
ギ氏によりますと、新型コロナ禍でベトナム人の団結精神と相互支援の精神が高まっています。新型コロナウイルス感染症がベトナムをはじめ、各国の経済社会に深刻な影響をもたらしている中で国外在住ベトナム人は多くの困難と試練に直面したにもかかわらず、国内の人々の支援に取り組んできました。2020年と2021年に、国外在住ベトナム人は新型コロナ対応基金と新型コロナワクチン基金におよそ1200億ドン、約6億円を寄付したほか、数千トンの医療マスクや消毒剤、医療物資、防護服などを寄贈しました。
特に、アメリカなどに住んでいるベトナム人医師はボランティアとして、国内の新型コロナ対応に参加するため、帰国しました。また、ワクチン外交に関し、国外在住ベトナム人は、ワクチン供給源の模索やアクセスでベトナムの代表機関を積極的に支援してきました。
ギ氏は国外在住ベトナム人が祖国に心を向け、国内の人々と力を合わせ、繁栄したベトナムの構築に尽力していくよう希望を表明しました。