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ホーチミン市の対外活動 創造性と独自性の強化へ

近年、ホーチミン市が経済・社会の分野で挙げてきた成果には、戦略的な方向性の策定から具体的な取り組みに至るまで、対外活動の大きな貢献があります。

これは、11日に開催された「ホーチミン市・ベトナムの外交路線の展開50年」と題した科学シンポジウムで、同市の指導者が強調したものです。

この50年近くの発展の道のりで、ホーチミン市は世界各国の58の地方と友好・協力関係を築き、さまざまな国際機関にも積極的に参加してきました。対外活動は、知識・技術・投資・文化など多様な資源を結びつけ、ホーチミン市を国際交流の拠点へと発展させる、経済・社会発展の重要な柱となっています。特にドイモイ=刷新政策開始以来、同市は党中央委員会の外交路線を地方レベルで先導的に実行してきた存在でもあります。

ホーチミン市経済財政大学・国際関係学部の学部長であるダオ・ミン・ホン博士は、2000年以降、ホーチミン市が外交分野において主導的な地位を築き、先駆的でダイナミックかつ果敢に挑戦する姿勢を発揮している評価し、次のように述べています。

(テープ)

「トー・ラム書記長は、ホーチミン市をテクノロジーの都市、スマートシティ、グリーン開発都市、そして持続可能な都市にするという目標を掲げています。今後の外交は、これまでの経済外交・文化外交・政治外交・国家外交に限られるものではなく、技術外交、持続可能な外交、グリーン外交、教育外交といった新たな分野にも広がっていくでしょう。こうした多様な外交分野の展開に対応するためには、それぞれの専門性に即応し、実践できる人材の育成が、これまで以上に重要となっています」

(VOVWORLD) 


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